解消法 ツボマッサージで肩こり解消する対処方法や対策・原因・特徴について
ツボマッサージとは
日常生活において疲れというのは切っても切れない縁があるのもので、その疲れとは常に一緒に過ごしている方も多いのではないでしょうか。程度にもよりますが、場合によってはそれが病気とまではいかないまでも症状が重い場合もあり、それを一般的には未病と言います。未病というのは健康診断には引っかからず、検査などでの以上は見当たる事がありません。
ですが常に体のだるさや疲れを感じ、胃腸の不良は手足の冷え、または不眠というなんらかの体調不良の症状を感じている状態の事を言います。その状態を病気ではないからと放置するといずれ謬気になってしまい治療が必要になる、そんな状態の総称として未病という言葉あります。
そんな未病に対しての手段としてツボマッサージがあります。東洋の医学では、疲れやすくエネルギー切れをした状況を「腎虚症(じんきょしょう)」といいます。「腎」という親から授かりうけた先天の精(生まれ持ったエネルギー)をしまっておく箇所が「虚」になっているという考えからです。
ツボマッサージを中心にした、ツボの療法は、ツボを押して溜まっている疲れを取り除き、エネルギーを補うための「補気」を行って、明日への活力を補うという考えです。疲れを癒し、毎日の活力と取り戻し、元気に過ごすためツボマッサージを実践して未病の状態から脱却し、日頃の疲れをとりのぞきましょう。ではマッサージにはどのようなものがあるのかを考えてみましょう。
ツボマッサージの特徴(症状)や原因
まずはツボマッサージとはどのような効能や効果があるのかについてです。日常の疲れと言っても、一概には言えません。一言で疲れと言っても状況は様々であり、疲れの種類だけでも大きく3種類に分かれています。一つ目は運動や労働による肉体疲労、二つ目は精神的なストレスからの心身疲労。そして三つ目は病気からが原因です。
これらのうち三番目のものに関しては病院にて適切な治療を受けるのが最善でしょう。それ以外に二つに関しては、ツボへの刺激で改善の可能性があります。まずは肉体的な疲れ、肉体疲労に関してのツボに関してです。運等や労働などの仕事疲れに関しては、まずゆっくり入浴をし、水分をふんだんに摂取し、沢山の睡眠と休養と取る事が第一です。
勿論それらの行動がとれれば理想的ですが、中々日常的にそれらの行動をとるのは難しい場合もあるでしょう。そんな時には時間を見つけてツボを刺激しましょう。まず、ツボを押す前に大の字になって大きく深呼吸をします。疲れている体は、方が落ち顎は前に突き出て猫背になりがちです。そういった姿勢は胸郭を狭め、呼吸が浅くなり疲れが抜けにくい状態をつくってしまいます。
それを改善するためには、深呼吸した状態と同じ大の字になり、そのまま横になり手と足を伸ばします。丸まった背中にはバスタオルをたたんで差し入ましょう。その上に横になり胸を広げてまた深呼吸をしましょう。深い呼吸は気のめぐりをよくします。そこまでやってツボが発揮する状態ができあがります。
ツボマッサージの対策
では、ここからは疲れへの対策としてのツボマッサージになります。体を伸ばし深く長く深呼吸を終え、疲れた体に酸素が行き渡った状態になり緊張から開放された状態を準備します。深呼吸しっかり行った後、ツボを押して生きます。疲れている時ほど最初は優しく徐々に押していくように心がけましょう。まずは胸の上部にある厥陰兪(けついんゆ)というツボです。
これは血液循環とだるさと冷えに効果があるものでありとてもよく知られているツボです。このツボは日頃のストレッチなどでも意識することで効果が上がります。次はそこから指2本分下程度の位置にある心兪(しんゆ)です。
ここはイライラや心労への影響もあるので、心労疲労にも効果が期待できます厥陰兪(けついんゆ)と続けて刺激することで肉体疲労とともに効果をあげていきましょう。そしてそこか拳一個分したに位置するのが、三焦兪(さんしょうゆ)。このツボは血液循環と背中のはりに効果があります。背中への影響なので、猫背の改善に繋がります。
これら、ツボの中でもよく耳にする箇所を刺激するだけでも疲労感が大分和らぐのではないでしょうか。このように疲労への対策、未病のケアは個人でも出来る範囲のものがあります。しっかりケアして完全な病気にならないようにしていきましょう。以上のツボの他にもまだツボはあり、疲労の解消方法はそのツボの数だけあると言えます。では次は他の解消方法に関しても考えて見ましょう。
ツボマッサージの解消方法
そもそものツボマッサージによってできてしまう疲労に関しての、解消方法とはどのようなものでしょう。それはツボを刺激しすぎ、その作業が疲れやだるさに響いてしまった場合のツボです。そのような場合に関してもツボがあるので、時間の空いた時に解すようにしていきましょう。まずは、内関(ないかん)。
これは手首の間接の手のひら側からのシワから指幅3本程度上に位置するツボで、作業のイライラなどに効果があるツボになります。同じ作業の反復になりがちなので、自分でツボマッサージとしている時であって、ここを刺激してあげましょう。もう一つは、陽池(ようち)手の甲側の中央に位置します。
このツボは指に動きは辛いときなど、腱鞘炎の症状に類似したものに効果が期待できるツボです。リウマチの時にも多く使われる重要なツボです。また、冷え性や、しもやけ、抜け毛、喉の渇き更に、頻尿にも効果があると言われています。血行がよくなるので肌あれや肩こりの予防にもなると言われています。腕全体の血行の動きを促すので二の腕のダイエットにもいいです。
このように一つのツボで様々な効果がある事が多く、刺激する事で思わぬ効果がある事があります。最初はどのツボも痛いですが、繰り返す事により痛みを感じにくくなります。それは痛みに馴れるというよりは悪い箇所の異状が無くなってきたとも考えられるのではないでしょうか。同じ箇所ばかりではなく、たまには別のツボを探し比べて見ましょう。
ツボマッサージのまとめ(未然に防ぐ方法など)
最後にツボマッサージを、どの程度の頻度でやれば良いのかという事について考えて見ましょう。痛みに慣れてしまう、または痛みの現況となる箇所が改善されている、その場合はあまり痛みを感じにくくなってしまいます。それを気にツボマッサージを止めてしまってはまたいつ未病になってしまうかわかりません。
では、また痛みを感じにくくなった箇所を押せば良いのかというとそうではありません。別のツボを試してみるといいでしょう、人は気がつかない間に疲労していたり疲れが溜まっていたりします。またツボには臓器異状を簡単に調べるツボも多くあります。そういったツボである程度、体の具合を確認してみるのもいいのではないでしょうか。
未病からの改善が終わっても、人の体というのはいつどこに、どんな症状がでるのかわかりません。それをいち早く感知する方法としてのツボマッサージや指圧は病気をしる方法、または体調の変化を感じる方法としてとても有効な手段と言えます。それ以外にも沈んだ気分を明るくツボだったり内面的なものへの影響があるものも多くツボマッサージは程度を考えて行えば良い事の方が多いマッサージでしょう。
デスクワークや同じ姿勢で作業をする事が多い人は自分の状況にあったマッサージを日課にしてみてもいいでしょう。それによって毎日の仕事にハリが出るのであれば実効しない手はありません。少しでも快適な生活を手に入れるためにも欠かさず行いましょう。
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